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Taichi Kumaさん作品
「増減する壁」

マジックテープアイデアコンテスト2016の参考作品として東京デザインウィークのコンテストPRブースに展示された参考作品です。
<作品説明> 実験的なインテリアの提案である。10cm幅のフリーマジックを3cm幅に切り、丸めて筒状のコンポートとし、それを複数組み合わせて、多角形のセルを構成していく。テープはオスとメスを両方持った作りであるため、全てのコンポート同士をくっつけ合わせることが可能である。これまで建築において「壁」というのは可動でフレキシブルなものはあっても、寮の増減によってコントロールすることはなかった。このプロジェクトでは「壁」をフリーマジックのコンポーネントという部分に分解したことで、インテリアの要求に応じて、簡単に増やしたり、減らしたり、することができる。



- インテリアとしての提案
ペタボーがたくさん集まったなら、間仕切りなどのインテリアにすることもできます。写真の例では、五角形、六角形のセルを基本として、自由に空間の仕切りをつくっています。


東京理科大学を卒業後に東京大学大学院修士課程で建築を学び、ドイツへ留学した。帰国後に東京大学大学院博士課程に進学。素材とコンピュータによる建築の可能性を研究しており、新素材のカーボンファイバーなどを使った新しいデザインの建築を行っている。素材のパフォーマンスを生かした建築や幾何学的、三次元的に特徴的なデザインを多く手掛ける、いま注目の日本人若手建築家の一人。